音楽媒体
今やカセットテープに音楽を録音して聞いている人はいなくなった。MDも風前の灯火だ。
メモリオーディオに完全移行する日も近い。しかしメモリへの記録フォーマットがいろいろと分かれているのはとても厄介だ。カセットテープやMDレベルでの考えでは、mp3だのAACだのの違いは到底理解の範囲を越えていく。結局はVHS対ベータとか、HDDVD対ブルーレイと変わらない規格戦争の話だが、大きいテープと小さいテープみたいな、目に見える物的相違が存在しないから、頭の中で理屈を理解できていないと違いを認識できない。だから選択することもできない。
今までMDをたくさんそろえてきたのに、最近の流行でiPodに移行したら、iTuneではATRACフォーマットが使えない。SonicStageがAACをフォローするようになったが、iTuneとの連携はほとんど考えられていない。それぞれのフォーマットが不可逆圧縮だから、変換もままならない。mp3で一次保存して、必要に応じてAACかATRACに変換する方法がいいのかもしれないが、複数の管理ソフトウェアを使わなければならない。もうどうでもよくなってきてはいるのだが。
最近MDコンポの具合が悪い。さてMDを見限るのはいつだ。車もまだMD/CDだから、MDを捨てられない。netMDもすでに元祖ソニーに全くやる気がみられない。それでいて対応機器は結構高値であったりする。もうこの規格は止めますとか、はっきり言って欲しいものだ。さてどうするか考えどころだ。
2006-06-09 10:31
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